ふと暇な日が出来たので能登半島に行ってきました。
本当は1周したかったのですが思いの外距離が遠く、輪島だけ寄ってきました。
今年1月1日の能登半島地震から8ヶ月は経過していたのでどれほど復興しているか気になったのですが、輪島に着くまでの道中も道路が陥没していたり屋根がブルーシートに覆われた家があるなど今尚地震のあとが残っていました。
正直、復興はまだまだ時間がかかりそうな印象を受けました。
災害支援の車や人はそこそこ見かけましたが、重機が数えるほどしかない印象です。
道路の陥没や電灯の傾き、倒壊した建物に挟まれたままの車、土砂崩れで通れない道、グラウンドのプレハブ。。。
サムネの倒壊した五島屋ビルも正月のニュースからほとんど変わらぬまま横たわっていました。
石川からはるか離れた地元の土建屋にも、復興支援の話はあったそうですが、雪に慣れていないないことや高度な技術が必要だったこともあり辞退したそうです。
アクセス難なことも復興に時間がかかっている理由かもしれませんね。
それでも、道の駅はオープンしており、飲食店もポツポツと営業し、町の方々の姿からもそれほど悲壮感は感じませんでした。(輪島の朝市がやってないのは悲しいですがそれどころじゃないですね。。。)
お昼は伸福さんでお寿司。11:30のオープンからずっと満席でした。食べた瞬間にアジの旨味と薬味の爽やかさ、少し甘めの醤油がマッチして感動したのを覚えています。
一口で満席の理由がよくわかりました。コスパもよいですが、これ以上の味は想像できないくらい全てが美味しかったです。輪島に行かれた際はぜひ!
観光と言えるような場所はやってなかったり通行止めで行けなかったので邪魔にならないよう帰ろうと思ったところ、道の駅で見かけた輪島塗の絵画が忘れられず再度もどって購入しました。
あまり絵に興味はないのですが、はじめて一目惚れしました。
夜の闇から太陽の陽が差し込む情景、その静けさと荘厳さ、目の前の微細な美しさと背後の雄大さが昔の記憶を呼び起こす気がしました笑
復興は半ばですが、ご飯も芸術も非常に魅力のある町ですので微力ですがこれからも応援してまいります。
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