初めて銀山温泉の写真を見たその時から、絶対に行くと決めていた場所でした。
画像越しにも伝わる身も凍るほどの豪雪と、大正時代の建築や温泉が織りなす温かなコントラストに心を奪われない人はいないでしょう。
写真を見ただけで行きたくなる場所ってそうそう多くはないんですよね。
ただ、アクセスが困難なことも事実。
山形空港から離れていることはもちろん、近くの大石田駅から車で30分かかります。バスは本数が少ないので、私はタクシーで行きました。銀山温泉に入るとコンビニはないので、途中で酒を補充します。
ご飯屋も多くはありません。昼飯は「伊豆の華」という蕎麦屋で食べることに。
暖かい室内で食べるざるそばは最高です。天ぷらも大盛でありがたい。
夜まで時間を持て余していたので、露天風呂がある滝見館へ行くことに。
メインの通りから1キロほど坂を登ったところにあるのですが、寒いし滑るしでこれがかなりキツかった。
それでも、しんしんと降り積もる雪を眺めながら体の芯まで温まることができるので最高です。
ご当地ジュースも売ってたのでいただくことに。
ラフランスもスイカもどちらも旨かったです。
今度は泊りに行ってみたい。
銀山温泉は夜が本番、写真を撮影しに人が集まります。
私は当然浴衣に貸し出しの下駄で出かけたのですが、凍死しそうになったのでコートと普通の靴をお勧めします。
「野川とうふや」という豆腐屋さんで厚揚げを食べるのも、また旅の情緒を引き立てます。
足湯もありますが、雪が降りやまないので足以外はびっしょりでした。でも、それがまた楽しく、旅を忘れられないものとしてくれます。
かなりの期待をもって訪れてしまった銀山温泉でしたが、期待を超えた感動を与えてくれました。やはり雪と大正建築が織りなす情景が素晴らしい。
ぜひまた訪れたいですね。今度はお金をためていい宿に泊まります!
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