書くことないな〜と思っていたのですが、ふと、ちょうど1年ほど前に扁桃炎を患っていたことを思い出しました。
大病なく過ごしてきた私にとってはこれが一番の苦しみでした。これは貴重な経験として広く知って欲しいのでここに書き留めておきます。
時期は去年の11月頃。朝起きたら少し喉が痛かったのです。
熱もなかったので風邪かなと思い、ロキソニンを飲んでいたのですが、全く治る気配がなかったので病院へ。確かこの時点で口を大きく開けるのが少し痛かった記憶があります。
喉の右奥が膿んでおり、扁桃炎だねと言われ抗生物質を処方されました。
扁桃炎は、喉が弱い人がなる病気だろうと思ってたので無縁と思っていましたが、薬も処方されたので気楽に過ごしていました。
しかし、抗生物質を1週間飲んでも全く良くならないどころか日に日に悪化していきました。
最初の頃は、喉が痛くても無理して栄養をとっていたのですが、ついには何も飲み込めない状態に。口も殆ど開けられなくなっていました。
夜はタオルを口にあててよだれ垂れ流し状態です。痛すぎて唾も水も飲み込めないんです。。
この時点で完全にヤバいこのままだと死ぬと感じ、仕事終わりに病院へ直行。
※ちなみに、熱は全く出ないので嫁からは「ちゃんと栄養取らないから回復しないんや」と冷たくあしらわれておりました。。もちろん、反論しようにも痛くて声は出せません。
近所の病院へ行ったら、スグにでかい病院へ行って下さいと言われて紹介状を書いてもらってタクシーで移動。
夜の静かな待合室で、よだれを拭き取りながら長い長い時間を過ごしていたことをよく覚えています。
扁桃炎が繰り返す場合は切除手術を行うようですが、今回はひとまず注射をして溜まっている膿を抽出することとなりました。
喉の奥に注射針を刺される(麻酔も喉奥に打ち込みます)なんて想像しただけで最悪なのですが、正直、この地獄の苦しみから報われるならなんでもいいから早く治してほしいという一心でした。
膿の摘出が終わったとき、痛みと情けなさで自然と涙が出ましたね。
結局、手術して3-4日入院の後で退院しました。
扁桃炎の原因、実は思い当たる節が一つだけありました。
扁桃炎が発生する1年前、ダイエットをしており、飲み会終わりは指を喉に突っ込んで吐くということを度々しておりました。
私は右利きなので、自然と喉の右奥を触るんですよね。。。
いや〜それにしても、そのツケが1年越しに回ってくるとは思いませんでした。
喉が痛すぎて、食べるのはもちろん唾すら飲み込めなくなって口も開けず喋れなくなるこの苦しみ、死因としては最悪だと思います。
皆さん、口に指を突っ込むのは辞めましょう。
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