【静岡県】「サウナしきじ」と「さわやか」

「日本一のサウナに行こう。」友人から誘いを受けて静岡に行くことが決まった。
季節のはざまで風が心地よく感じていたからなのか、それほどサウナに興味のなかった私も二つ返事で快諾した。もしかしたら、旅に出る口実は何でもよかったのかもしれない。

何てことのない普通の土曜日であったが、新幹線に乗り込み昼過ぎに静岡駅についた。
昼飯は、当然しずおか名物「さわやか。」
幾度となく食してきたが静岡に来るたびに食べてしまう。外はよく焼かれている一方、中は赤みが残る焼き加減であり新鮮な牛肉ならではのコントラストが楽しめる。そこに絡むオニオンソースがまた絶妙でこれ以上肉に合うソースはないだろうといつも思う。まさに唯一無二のハンバーグでありこれを超えるハンバーグがあれば教えてほしいくらいだ。
※ウマいハンバーグ募集してます。さわやかがKing of ハンバーグだと油断している自分の舌と脳に驚きを与えたい。

いつも一口食べた後に、写真を撮り損ねたことに気づく。

昼飯を食べながら作戦会議。
「サウナしきじ」はとあるブログ?で日本一のサウナとされているようで、全国から多くの人が詰めかけているようだ。せっかくだから満喫しようということで、昼めし後サウナへ行き、近くの宿で泊まった後に朝サウナに行くことが決定。

駅から少し離れた「しきじ」へ、タクシーを利用して移動。
着いた時はまた夕方であったが、人が並んでおり30分ほど待つことに。

24時間営業は珍しい

子供のころ、サウナはおっさんのイメージしかなかったけれど、今は若者にも流行っているようだ。

中には一般的なフィンランドサウナと香草サウナの2つ、外気浴はなくこじんまりとしたサウナだった。
水風呂は立って入れる深さで、滝のように浴びることもでき非常に気持ちよかった一方、香草サウナは設定が壊れてるんじゃないかと思うほど熱かった。定期的に天井からくる蒸気が痛すぎて8分も入っていられなかった。床からも蒸気が出ているのだが、熱すぎて皆地面から足を浮かしていた。あれは我慢大会だったな。

さわやかで体に入れた肉汁を全部出してカラッカラになった我々は酒を求め居酒屋へ。
地元の人しかいないような店に入るのですが、大将や他の客に話しかけるレベルには達していない我々。ウマい魚を食ったのですが、本当はここで地元の人と会話できるとより旅が楽しくなるんだろうな。

静岡なのにジャイアンツの写真やグッズがたくさん。

静岡と言えば駿河湾。魚が旨い。

翌朝も当然、しきじへ。
朝は比較的空いており、快適に過ごすことができた。
確かによいサウナだった気がするものの、サウナブームが来る前に愛好家の間で語られていた場所だったのかなと。静岡の駅からも離れた辺鄙な場所であり、地元の人しか利用しておらず、2種のサウナと天然水を使った水風呂を独占できた状況は、遠方から来た旅人の疲れを癒すのに絶好の場所だったのだろう。サウナブームの波とともに日本一と祭り上げられて大勢の人が押し寄せるこの状況は、当時の愛好家が好んでいた「しきじ」では無くなっているんじゃないだろうか。

天気が良かったので牛乳をグビり。

 

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